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1985年から93年まで開催された全日本ツーリングカー選手権(JTC)の最小排気量クラス(1600cc以下)にHondaは歴代のシビックを投入、クラス優勝を幾度も飾るなど大きな活躍を果たしている。
E-AT型、EF3/EF9型に代わって92年シーズン途中から投入されたのが、EG6型と呼ばれる5代目シビックである。市販車のキャッチフレーズは前作が「グランドシビック」だったのに対して「スポーツシビック」と名付けられるなど、デビュー当初からスポーティ性、レース色を前面に押し出したモデルであった。VTEC機構を備えた1600ccのB16Aエンジン搭載の最強グレード「SiR」も当初から設定されていた。当然、JTCでもライバルを封じてチャンピオンとなることを宿命づけられていたモデルと言ってよかった。